紡がれていく神話 ふくろう湖

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Purple morning


2014.10.15 早朝 ふくろう湖

昨夜の天気予報で風速0となっていた今日の早朝。
朝5時から向かった水面は穏やかで、鏡のように何もかもを映し込んでいた。

今シーズン一番の冷え込みは夜露のすべてを凍えさせ
草木の呼吸を止めるかのように白くしていた。

ふくろう湖の周辺にあるガードレールや橋の欄干、危険防止柵など
金属でできているものは凍りつき、指を乗せると、たちまち張り付いて慌てさせられる。

アスファルトの道路の所々、湿り気の残る部分はブラックアイスバーンとなり
管理道路の砂利道に点在する小さな水溜りの表面には薄氷が張っている。

大量の水が落下するダムサイトからは、もうもうとした湯気が上がり
湖面や山裾からも次から次と靄が湧き出し、留まって低く広がっていく。

間もなく、空が明るくなり始めると、それまでシルエットとしてしか認識できなかったものが
鮮やかな色を纏って立体的になっていく。

周辺が明るくなってくると、カワウ、カイツブリ、マガモ、カルガモ、コガモなど、この湖の住人達が
あちらこちらで水面に線を引き始め
ウグイ、ニジマス、ヤマメなどの幼魚たちが、丸い波紋を作り出すが
描かれたラインは、すぐに鏡の中へと溶け込み、再び静寂なる鏡へと戻っていく。

やがて周囲は黄金色の陽光に包まれ、埋もれまいと輝きを放ち始めて行った。




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Miraculous morning green

紫色の夜明けを迎えた朝
山裾から顔をのぞかせる太陽と、朝日に染まるふくろう湖のコラボをと
Purple morningを撮影してすぐに対岸へと渡った。

三脚にカメラをセットし程なくして、正面に太陽の出現を知らせるかのように
山の一部がオレンジ色に染まり始めた。

太陽が顔を出すまでの僅か数分、外気温が急激に下がり
空の奥の方で「ピキッ!」という音が聞こえた気がした。

未だに夜の闇から解放されていない空と湖面は
夜と朝の狭間で本来の色を忘れてしまったのか
夜の群青色と、太陽のオレンジ色を混ぜ合わせて、緑色の光を放ち始めた。

燃えるように沸き立った太陽の裾は、この後すぐにフレアーを伴った朝日を連れてきた。

太陽が顔を出すと、それまでの緊張感は一気にほぐれ
草木を白くしていた霜は解け、本来の草色に戻されていった。

朝日とはいえ、太陽の日差しを真正面で受け止められるほどのフィルターを持ち合わせていないので、再び元の水没林へと移動した。

夜明け前には紫色、日の出には緑色、そして、このあと・・・





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Bright blue morning

澄み切った空気の中に昇った朝日に出逢い、気持ちを新たに再び水没林へと戻った。

小山を背にして水没林に向き合うこの場所には、未だに夜の闇が漂っており
ガードレール代わりの防護柵の鉄管についた前日の夜露は
雫の形を残したまま凍てつき続けていた。

湿り気を残したまま一夜を乗り越えた歩道のアスファルトも、未だにブラックアイスバーンとなり
夏底の靴では時折、足元をすくわれるかのように踏ん張りが利かなくなる。

ふくろう湖は未だ夜と朝の間に存在し、長時間露光を行うとその境界が色の違いによって明確に見えてくる。

既に朝を迎え陽光に輝く対岸付近は、まるでそれぞれが光を放っているかのように露出オーバーとなるが
それを押さえようとすると、未だに陽が当たっていない水没林はシルエットとなり
その周辺の湖面は、漂う朝靄を伴い、怪しいまでの蒼色に埋もれてしまう。

何を良しとするかは撮影者の判断に委ねられる。
いつもならもう少し弄るところだが、今日はこれでいいと思った。
余計なことを考えず、無心に夜明けを楽しみ続ける。

そして、時間の経過と共に、更なるドラマが繰り広げられていく。




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# by kitanohotaruya | 2014-10-16 10:59 | ふくろう湖 当別ダム 風景

神話が始まる刻  ふくろう湖

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Entrance to an autumn story



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迷宮への扉が開く瞬間



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Entrance to a parallel world



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Infinite expanse



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Autumn story



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When the door to a labyrinth is closed



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Autumn of 9:00 a.m.



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Water



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Closed entrance



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風の足跡



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Elusive fog and red tree


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The autumn



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Watercolor Painting




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秋の日は釣瓶落とし




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エゾフクロウの棲む森




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カワウのいる風景




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Autumn of the inlet




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秋の水彩画




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今宵の月が昇る頃



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月影に埋もれてしまう前に




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Pageant begins



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晩秋のカタストロフィー




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What is the meaning of my existence?
存在することの意義




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里の秋




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共に歩む




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The autumn fashion




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Red leaf



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Forest of owl lake



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静寂に囲まれ




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# by kitanohotaruya | 2014-10-16 10:53 | ふくろう湖 当別ダム 風景

石狩当別町興し計画案

何やら大げさなタイトルをつけちゃったけれど
この町に来てみて、様々なことを考えたので
覚書程度にいくつかまとめてみようと思う。

■定義・前提
経費を最小限にとどめる。
地産地消を原点とする。
永年にわたって継続できる可能性を追求する。
町外からの来訪の増加を目指す。
既存における環境、及び、土地・建造物等を破壊しないものとする。
(不足している情報の追記あり)

書き出すときりがないほど、 条件や注意事項があり
現実に何か始めれば、必ずと言っていいほど
地元と観光の行き違い、すれ違いも生じ
現在の美瑛・富良野などと同様の問題も抱えることになる。

しかし、これは
事前に検討を繰り返し、地元の承諾をきちんと得ることで
ある程度回避できると考えている。


続きはこちら↓
石狩当別町興し計画案
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# by kitanohotaruya | 2013-07-27 21:37 | 町興し


蓮とホタルと彼岸花とワイン用ブドウ栽培やら地元の土で陶芸やら


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